オッサンの落書き

東北の日本海側在住アラフィフのオッサンです。不定期でほぼ自分メモ的に書きなぐる落書きブログです。

泣かすなよ

3つ上の姉が入院

動脈瘤ってやつだそうです

同じ街に住んでるので「行かない」って選択肢はさすがに選べず、お見舞いに行ってきました

LINEで状況を下調べしてましたが予想より元気で安心

手術は成功したようで術後も落ち着いているようです

19時ころ病室を訪ねると、そこには若くてきれいな推定20代中ごろの女性とパンパンの女子高生

姉さんの子供でした

姉さんの旦那が苦手なので普段あまり接触しないようにした結果、車で5分もかからないとこに住んでるのに子供たちとは10年以上ぶりの対面です

自分が知ってる小学生が今では高校教師だそう

時の経つのは早いと感じざるを得ませんでした

姉さんは今どき珍しい子沢山

子供が4人もいます

長男と今回会った長女、次男、そしてパンパンの女子高生

長女は高校教師で次男は甲子園球児経由の大学生で次女はパンパンの女子高生です

実は長男とは去年何度も会ってます

長男は高校の途中で引きこもり、通信制に転入して周りが苦労して卒業させて、その後入った大学は中退し、今は定職に就かず週2のカラオケ屋のバイトだけは続けてる引きこもりです

そんな長男に姉さんは毎日の食事はもちろんのこと、新車のプリウスを買い与え、毎月お小遣いをやっています

副業で持ってるアパートも将来的には長男にくれてやるつもりだそうです

羨ましいくらいに甘やかされた長男がバイトしてるカラオケ屋で面倒見てやってたのが偶然自分の同級生でした

その同級生から「何とかしてやれ」とパスがこっちに回ってきてしまいました

姉さんはすごく甘やかしてるのを棚に上げ「道を外れた子の気持ちはこっちには判らない。あんたなら判るでしょ」と失礼極まりないことを平気で言ってきます

「勘弁してくれよ」とは思いつつも、客観的に観れば「確かに」と頷く面もあり、子供時代の面識が豊富にあった子なんで情も沸いて、姉さんへ両親の件で借りがあるのも判ってるので周りに頼み込んで本人の希望に沿う仕事を紹介しました

何度も確認して「できるよな」、「がんばれよ」と送り出したにも拘らず、予想はしてましたが、本人がやりたいと言った仕事から、つらいことが有ったわけでもないのに1週間程度であっさり逃げて引きこもってしまいました

仕事を世話してくれた知り合いに平謝りです。

さすがに姉さんに「もう紹介できない」と伝えました

そんなことが有ってから約半年

姉さんの入院の見舞いに次男が帰省して兄弟が全員集合です

口火を切ったのは今や高校教師の長女の模様です

いつまでも脛をかじっている長男へ矛先が向き、「出てけ」と厳しい言葉が投げかけられ修羅場と化した模様です

そして長男は泣いたそうです

その上なんの当てもない、その場しのぎの口から出まかせとしか思えない「働く」宣言

その「働く」宣言に高校教師の長女は「どうせ」と正しい判断を下します

姉さんは「働く」宣言に希望を感じてどこか嬉しそうです

部外者のおじさんには高校教師の長女の判断が「正しい」と思えますし、姉さんの希望には「甘い」と思いますが、道を外れた子の気持ちがちょっとだけ判ってしまうので、もう一度手を差し伸べようかと思ってしまいました

オレと一緒、働こうぜ